金沢五社とは
石川県金沢市に所在する神社のうち、江戸時代から鎮座する宇多須神社、小坂神社、神明宮、椿原天満宮、安江八幡宮の吉田神道の五つの神社の総称です。この五社は近代の社格制度では県社に列格されます。この五社すべてを参拝することを「五社参り」と言うそうです。
ちなみに「五社巡り」信仰は現在も続き全て巡る事で、開運招福・諸願成就のご利益がある言われています。
小坂神社
五社巡りの最後に行った神社です。
一社づつご利益などあると思われますが、さらに開運招福・諸願成就のご利益があるということでしょうか。
養老元年(720年)の創建の延喜武内加賀十三座の中の一社です。
社頭は一揆により消失しましたが、寛永十三年加賀藩主前田家により再興され、北効一円の春日社の総社です。藩主前田家もことあるごとにこの社に祈願したとされています。
境内社の富士社は、前田利常公の正室であった珠姫(玉姫)の病気祈願所だったことで、病気平癒としての信仰も集めてきました。
茶屋街の宇多須神社から徒歩で行きました。
グーグルマップのルート検索では15分くらいだったのですが予想以上に時間がかかって迷いつつ歩いたので30分ぐらいかかってしまいました。その間猛暑、飲み物なし、小道を通ってきたためかコンビニや自販機など買える場が何故かなく・・・。神社後に大きい道に出て飲み物を買おうと思っていましたが予想外な事がありました。
一の鳥居
階段の横に最初の鳥居があります。
長い階段は100段以上あり途中には稲荷社、天神社があり、その先に立派な彫刻のある拝殿があります。
二の鳥居
三の鳥居
稲荷社
階段左手には、稲荷社があります。
赤の鳥居、社殿です。
扉を手動で開けて見れるみたいです。
歴史を感じさせる稲荷の像と社殿です。
天神社
階段左手には、天神社の白い鳥居と小さい祠がありました。
手前には手水舎があります。
コロナ対策のためかこちらは使用不可のようです。
上の小坂神社のほうにもう一つ手水舎があります。
更に階段を登ると社殿です。
社殿前の手水舎
狛犬
やはりここも右側は逆さ狛犬でした。
狛犬の手前のは牛でしょうか?
左側の狛犬をよく見るとセミの抜け殻が。夏の名残ですね。
社殿
扉を開いたらお賽銭を入れる木箱もありました。
動物が入ってくるので扉は閉じているのですね。鍵はかかってないです。
社殿左横に家があってインターフォンを押して御朱印を頂きました。
御朱印を頂く際に、暑いからなのか気遣って頂き、なんとお茶も頂きました。
飲み物なし・途中に自販機なしで歩きと階段を猛暑中で登って来たので助かりました。
正直飲み物なかったらピンチでした。。これはありがたいサプライズでした。
奥の本殿
本殿は入れないため柵前から撮影しました。
本殿から帰る際に虹が出ていたので社殿と一緒に写真を撮りました。
光の入り方が、珍しく虹のオーブみたいな感じに映ってました。
御朱印
直書きです。
御祭神
・天兒屋根命(アメノコヤネノミコト)
・武甕槌神(タケミカヅチノカミ)
・比咩大神(ヒメノオオカミ)
・經津主神(フツヌシノカミ)
・饒速日命(ニギハヤヒノミコト)
御神徳
家内安全、商売繁盛、勝負必勝、交通安全、病気平癒、無病息災など
アクセス
〒920-0816
石川県金沢市山の上町42−1