半田稲荷神社(東京都葛飾区東金町)病気平癒にご利益ある歴史ある稲荷神社

神社・寺院巡り

半田稲荷神社

1/5日に参拝。金町駅から徒歩約15分程で、葛西神社からすぐの場所にあります。

この日の午前中に行くと人がまばらに参拝に来ていました。

どんな神社?由来など

創建、和銅4(711)年または永久年間(1113-17)の創建ともいわれる古社です。

「半田」の由来は、当時、田畑の間にあり半田と称されたそうです。

江戸中期に流行った天然痘や麻疹や疱瘡除け、安産の神様として、江戸の庶民の信仰を集めた神社で特に病気平癒のご利益が有名です。

御利益の強さから、願人坊主が「葛西金町、半田の稲荷、疱瘡も軽いな、麻疹も軽いな、運授安産守護の神よ」と歌い踊って江戸市中を練り歩いたとありその姿は、歌舞伎や狂言の作品にも描かれています。

疫病祈願をした神泉も境内にあり歴史が感じられる場所です。

古河公方と呼ばれた足利成氏が戦勝祈願した神社でもあり、尾張徳川家の祈願所で立願により社殿が造営され現在の社殿となっています。

白狐を祀った「白狐社」も境内にあります。

鳥居

2の鳥居のすぐ内になる稲荷像

手水舎

花・柚子?が浮かんでいて華やかでした。

社殿

社殿前の記帳所

狐像の前には、白い願掛け狐(800円)が授与されていて、願い事を書いて拝殿前に納めると、お祓いをした上で白狐殿に納めてくれるそうです。

神泉

境内には、湧水井戸だった「半田稲荷神社神泉遺構」が残されており、現在は渇水していますが当時の形状のまま保存されています。その石柵の柱や袖石に彫られた寄進者には、市川団十郎・尾上菊五郎など有名役者の名が並んでいます。

社務所

お守り・御朱印などの授与品・祈祷申し込みはこちらからできます。

神輿庫・神楽殿

境内社

白狐社

左手は狐塚となっていて狐像が集まっています。

白狐殿

御朱印

御朱印を直書きで頂きました。500円。

御祭神

倉稲魂神
佐田彦神
大宮女神

御神徳

五穀豊穣、商売繁盛、家内安全のほか、安産や万病平癒、火の用心、武運長久、天下泰平など

アクセス

〒125-0041
東京都葛飾区東金町4丁目28-22

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