三囲神社(三圍神社)日本橋摂社(東京都中央区日本橋室町)日本橋三越の屋上に鎮座する三越の鬼門除けとして崇拝されている守り神

神社・寺院巡り

日本橋三越の屋上に鎮座する神社です。
墨田区向島にある三囲神社(みめぐりじんじゃ)がご本社でこちらはその摂社となります。

享保年間(1716〜1735)、三越の前身となる越後屋を営む三井家は、向島の三囲神社を守護社と決め、現在に至るまで信仰を維持しています。日本橋三越本店屋上のこの社は、1914(大正3)年に分祀されたものです。

大正3年から三越の鬼門に鎮座し鬼門除けを担い、富士山と相対するそうです。

手水舎

手水舎には三越のマークが刻まれています。

正一位三囲稲荷大明神

赤い祠には宇迦御魂之命のお狐様が祀られています。
壺の中から現れた白狐が、壺の中にあった神像の周りを三度巡って消えていったことから、みめぐり神社と呼ばれるようになったというエピソードがあります。三囲の文字は、三井の井の字を国囲いしていることから、三井家の守り神の三囲神社として、江戸時代から三井家に鬼門除けとして崇拝されています。祠の扉は閉ざされています。

活動大黒天

白い祠には活動大黒天が祀られています。

活動大黒天は台所を司る神だけでなく商売繁盛と幸運をもたらす神として崇拝されているそうです。名匠高村光雲によって彫られた慈悲深いお顔の表情をされているそうですが祠の扉は閉ざされており拝むことは出来ない状態でした。

御祭神

・宇迦御魂之命(うがのみたまのみこと)
・活動大黒天

御神徳

五穀豊穣、商売繁盛、幸運等

アクセス

〒103-0022
東京都中央区日本橋室町1丁目4

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