金澤神社(金沢神社)(石川県金沢市兼六町)兼六園に隣接し金沢の地名の由来となった地に建てられた神社

石川

学問と金運災難除けの神様をお祀りしている神社です。

加賀藩藩主前田治脩が寛政6年(1794)に、兼六園の梅林の地に藩校明倫堂を建て、その鎮守社として金城霊澤のほとりに、学問の神であり前田家の先祖でもある菅原道真公のを祀った神社が金澤神社です。

金沢を巡っていて、道真公を祀った神社が多いと思っていましたがこの地に縁深い神様だったのですね。

ほかにも「白蛇さん」といわれる雄雌二体の白火蛇も祀られています。火難除けだけでなく金城霊澤の砂金伝説とともに、金澤神社は「金運」にもご利益のある強力なパワースポットとなっています。

金城霊澤

県立美術館前の坂の途中から兼六園に入る鳥居を通ると右手に金城霊澤があります。

金沢の地名の由来となった泉で兼六園そばの金沢神社に隣接しています。

砂金を洗っていたとのことで金運のパワースポットになっており泉には小銭が投げ入れられています。神社のお水取りはこちらの水を使用しているそうです。天井の龍の絵があります。

金澤神社

朱色の鳥居が一の鳥居

 

慶賀鳥居

神社横にある金城霊澤から神社までここを通れます。

前田家に祝い事があるたびに一基ずつ建立されました。

 

放生池

金城霊澤からではなく正面から行く場合は、蓮が群生している放生池を通り過ぎてぐるっと回ります。池には鴨が何匹も見られます。

平成2年老朽化により取り壊され、平成5年に復刻竣工。隋身様と呼ばれる神像が祀られていることから、隋身門とも呼ばれています。これにちなんで、二の鳥居前の坂道が隋神坂と名づけられています。

神門(隋身門)

平成五年(1993)に復刻竣工した神門。

隋身様と呼ばれる神像が祀られていることから、隋身門とも呼ばれています。

手水舎

境内の井戸より二十四時間くみ上げられていて。
井戸の水源は「金城霊沢」の地下水源と同じです。飲水としても可能で水を持ち帰っている人もいました。

拝殿

参拝していきました。
明倫堂の鎮守の神をへて、学問の神菅原道真公の御舎利を祀り建設され、後12代藩主の住宅「竹沢御殿」の建設にともない藩主の個人的な祈願所、兼六園の鎮守とされました。
相殿に災難除・金運の神である白蛇龍神を祀っています。
文化財に指定されています。

神輿堂

毎年9月下旬の「御山まつり」に使用する神輿が納められている。

夢牛

天神様のお使いの牛で、なでると夢を叶えてくれるともいわれているそうです。

社務所・お守り

 

御朱印

金澤神社の御朱印に描かれている丸印の二体の龍は、隣接する金城霊澤に住む龍神様と神社にお祀りされている龍神様を表しています。

角印は兼六園の鎮守であることを表しています。

梅紋は、加賀前田家の御紋 剣梅鉢で、前田家ご先祖とされる菅原道真公がお祀りされているためです。

「金」文字の部分には銀と金の金箔が施されています。この金箔は「芋掘り長者伝説」に関連し、御朱印をお受けになられた方の開運を祈念し付けられています。

「芋掘り長者伝説」=山芋を金城霊澤の泉で洗ったところ芋に砂金が付いていて、砂金を人々に分け与えた。

白阿紫稲荷大明神

境内社のお稲荷さんで、藩主の前田公がお祀りされた神社。

一度東京に移されたものが、再度、この神社に移されました。

御祭神

  • 菅原 道真公(学問の神・前田家の先祖)
  • 白蛇竜神(金運・災難除の神)
  • 白阿紫稲荷大明神(商売繁盛の神)
  • 琴平 大神(交通安全)
  • 前田 斉広(なりなが)公(12代藩主)
  • 前田 斉泰(なりやす)公(13代藩主)

御神徳

学業成就・商売繁盛・災難除けなど

アクセス

〒920-0936
石川県金沢市兼六町1−3

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