金沢五社とは
石川県金沢市に所在する神社のうち、江戸時代から鎮座する宇多須神社、小坂神社、神明宮、椿原天満宮、安江八幡宮の吉田神道の五つの神社の総称です。この五社は近代の社格制度では県社に列格されます。この五社すべてを参拝することを「五社参り」と言うそうです。
ちなみに「五社巡り」信仰は現在も続き全て巡る事で、開運招福・諸願成就のご利益がある言われています。
椿原天満宮
金沢五社の一つです。
駅から離れているためバスなど使ったほうが良さそうです。
菅原道真公を祀った神社で、永仁五年に京都北野天満宮より移されました。
前田氏が領主となった後、前田家の祈祷所として当時の金浦郷の総社となり、田井天満宮と称されました。
寛永年間に、「椿原山」と称した現在の処に社地を移転、社殿を改築造営され、明治六年に郷社となり椿原神社と改称されました。
第二次世界大戦後に、社名を現在の椿原天満宮に改称しています。
鳥居
手水舎
龍の口から少し水が出ています。
龍の顔がカッとなったものが多いですがここは珍しくかなり穏やかで可愛い顔です。
穏やかな感じでなんだか落ち着きます。
階段と狛犬
ここら辺の神社を結構巡ったのですが右側が逆さ狛犬になっているものが多いです。
社殿
椿原山砦跡
社殿の右後ろ側に椿原山砦跡があります。
加賀一向一揆の砦跡です。
お守り授与所だと思われますが現在使われていないようでした。正月時期はこちらも使われているのでしょうか?
多分社務所だと思われますが人気がなかったです。
菅原道真公石像と梅
境内末社
稲荷社
椿原天満宮右側の階段を降りたところに稲荷社がありました。
下から鳥居を通っても行けます。
延命地蔵尊
階段下右手奥にひっそりと小さな祠がありました。
御祭神
菅原道真公
御神徳
学問、受験、 病気平癒など
アクセス
〒920-0925
石川県金沢市天神町1丁目1−13