JR甲府駅から歩いて30数分程歩くと武田神社にたどり着きます。
駅から真っ直ぐに歩く道は2.2KM程。
往復すると移動に時間もかかるため駅からはバスが個人的におすすめです。
武田神社は武田信玄公を御祭神としてお祀りしてる神社で、
信玄公は戦に強い名将としてなお、領国の経営に心血を注ぎ
治水工事、農業・商業の隆興に力を入れ、領民にも深く愛された英雄だったそうです。
戦国時代に金山が開発され、甲斐金山は武田信玄公の時代に
最盛期を迎え国益をもたらしたのも大きな理由の一つです。
武田神社はかつて父君信虎公が永正16年(1519年)に
石和より移した躑躅ヶ崎館跡に建てられました。
まず神橋を渡ると左右に「右近乃橘」「左近乃櫻」の木と境内図などの説明板があります。
階段を登って鳥居
参道をすすむと左手に、「三葉の松」が並んでいます。
三葉の松は全国でも珍しく、黄金色になり落葉する事から「金運」のご利益が得られ、また松には古来より「延命長寿」のご利益もあると言われますので、身につけることにより、招福必来に導かれるとされております。
そして手水舎。形も武田菱の家紋になっています。
2つ目の鳥居。
拝殿。お参りをさせて頂きました。
右手は授与所。今回は通常の御朱印を頂きました。(300円)
さらに右手奥には「宝物殿」があります。
拝観料大人一人300円では入れました。
戦国時代の甲冑、巻物等、武田菱が各所入っていて興味深いです。
拝殿左横には、さざれ石が祀られていました。
神社創建100年記念。平成24年に祀られてまだ新しいです。
菱和殿
菱和殿は武田神社に「ご祈願」の為に参拝される皆様のために、平成12年4月完成致しました。これにより、より快適に皆様にお祓いを受けていただける様になりました。お宮参り、車のお祓い、厄除け、商売繁昌、家内安全、必勝祈願等のご祈願をご予約無しで可能だそうです。
武田水琴窟
琴の音にも似た音が聞けるそうです。聞いてみたが水が落ちる音がします。
そして向かいには、姫の井戸。
「姫の井戸」は生活の中心になる場所にあり、信玄公ご息女誕生の際、産湯に使用された事からこのように名付けられました。延命長寿、万病退散のご利益があるとされています。
飲用可能でくんでいる人もいました。授与所で専用のペットボトルを買えると記載もどこかでみたのですが2022/3/5に行ったときはペットボトルを置いてないらしく販売はしていませんでした。
そして何故か武田水琴窟の横に鳥舎と烏骨鶏(うこっけい)がいました。
柵とかないし放し飼い状態で大丈夫なんだろうかと驚きました。
中国では「不老不死」の鳥とされて、霊鳥と崇められているありがたい鳥らしく。
神社では、武田神社の烏骨鶏は神の使いと言われてるようです。
甲陽武能殿
「甲陽」とは、命名者 観世喜之師の座右の書である、甲斐武田氏の軍学書「甲陽軍艦」より引用されており、「甲陽」の意は甲斐の国の輝く様を表しています。
武能とは、武田氏の「武」であり能楽の「舞」と同じ音につながり、古来より武芸を嗜む者は同時に舞をも嗜み、その拍子を己の武芸に取り入れたと伝えられています。。
この武田の社に築かれた輝かしい舞台において、能楽を始め神楽また演武といった芸能が未来永刧演じられる事を願い命名されたそうです。
榎天神(えのきてんじん)
武田神社境内にあるご神木が摂社として祀られているようです。
榎天神様は学業成就が強いらしくたくさんの鉛筆が奉納されていました。
偶然とても神秘的な写真が撮れました。紫や緑の光などが綺麗で気になりました。
御神木の後ろにはたくさんの絵馬もありました。
ちなみに武田神社前の
甲府市武田氏館跡歴史館(信玄ミュージアム)は臨時休業でした。残念。
武田神社までのアクセス
山梨県甲府市古府中町2611
JR甲府駅(北口)よりバス利用で約8分。
山梨交通「武田神社」行
又は、「積翠寺」 行