伊雑宮(いざわのみや)
伊勢神宮(皇大神宮)別宮十四社のうち伊勢国(伊勢市)外のものは伊雑宮のみで神田(隣接する御神田を舞台に執り行われる御田植祭の事)を持つ唯一の別宮です。
伊勢から遠く離れた位置にある瀧原宮や伊雑宮の別宮のことは「遙宮」(とおのみや)と呼ばれています。
伊雑宮は天照大御神御魂(あまてらすおおみかみのみたま)がご祭神になります。
国の重要無形民族文化財 「伊雑宮御田上祭」が有名で、この祭りは五穀豊穣を祈る日本三大御田植祭の一つとされています。
昔から伊勢志摩有数の稲作地で、米や周辺海域の海の幸を伊勢神宮に供する御贄の集積地だったそうです。
鳥居
手水舎
社殿
伊勢神宮では、20年に1度式年遷宮が行われるそうです。
ご社殿や御装束神宝をはじめ全てを新しく建て変えているため傍らの遷宮位置には小さな宮が鎮座しています。
他の別宮もですが、遷宮のためか華美な装飾はなくシンプルな見た目の宮になっています。
宿衛屋
御守・お札・御朱印などがいただけます。
志摩海付近の漁師や海女さんの信仰があつく、ここでは磯守というお守りが有名でこれを身に着けて漁に出る風習があるそうです。
井戸
参道の脇には井戸がありました。
御朱印
御朱印(300円)直書きを頂きました。
御神祭
天照大御神御魂(あまてらすおおみかみのみたま)
御神徳
航海安全・漁業大漁・国家安泰・開運招福・所願成就・子孫繁栄、五穀豊穣など
アクセス
〒517-0208
三重県志摩市磯部町上之郷374
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