大須観音
東京の浅草観音、三重の津観音と並ぶ日本三大観音の一つです。
建久年間(1190年〜1199年)に後醍醐天皇が尾張国中島郡長庄大須(現在の岐阜県羽島市)で創建した北野天満宮の別当寺(真言宗智山派の別格本山の寺院)で、正式名称は「北野山真福寺宝生院」です。
観音様の慈悲と、天神様(菅原道真公)の智慧が頂けるお寺で、入試合格・学業成就の祈願が特におすすめされています。
戦国時代には、織田信長公が寺領五百石を寄進し、その後、徳川家康公がこの地に移された由緒ある観音(御本尊・聖観音)さまが祀られています。
明治時代の火災と第2次大戦中の空襲により2度に渡って焼失した関係で、現在の本堂は戦後に再建された鉄筋コンクリート製の建物となりました。
寺院は大須商店街を通った先にあり、参拝客・観光客で賑わっていました。
仁王門
立派な造りの仁王門。
左右の仁王像は、悪い物から山内をお守りしているそうです。
鐘楼堂
華精の鐘(女人梵鐘)
よい子たちの成長を祈る「母の愛」の鐘として、地元婦人会を中心に女人のみの寄進で建てられました。
手水舎
観音さま石像の珍しい形の手水舎。
鳩餌専門の売店
境内には、鳩用の餌が一皿50円で売っていて、多くの鳩が集まってきます。
本堂
朱色の立派な造りの本堂。
観音の赤い提灯の下は、龍の絵の装飾になっています。
階段を上って2階で参拝。お守りの授与所も2階にあります。
普門殿
十二支・干支の守り本尊様をお奉りするお堂。
自分の干支のお守り、念持佛を受ける事が出来ます。
寺務所
御朱印は本堂の下の一階寺務所で頂けます。
御朱印
通常御朱印300円。
直書きでいただけます。
アクセス
〒460-0011
愛知県名古屋市中区大須2丁目21−47
愛知県名古屋市中区大須2丁目21−47