秩父今宮神社 八大龍王宮
秩父駅から徒歩約15分。
龍神を祀る古社。秩父霊場発祥の地でもあります。
信州諏訪の勢力が西暦100年前後に秩父に移住し、この地に湧き出づる武甲山からの霊泉に「水神」を祀ったのが始まりとされています。
武甲山という霊山、龍神木に洞があり、龍神池の湧き水がある場所から八大龍王が祀られたパワースポットとしても有名な場所です。
境内の中心には埼玉県下最大級の推定樹齢1,000年のケヤキの大木がり、そこには龍神様(八大龍王宮)が宿っているとされ夜間は期間限定でライトアップされていました。
大木の光が粒になって動いていて幻想的な雰囲気になっています。
2024年1⽉26⽇(⾦) 〜2月25日(日) の金土日祝
17:30~20:30
入口
龍上観音
入口入ってすぐの場所。
観音菩薩が龍神に乗り人々を救いに来る姿から龍上観音とよばれ、樹洞内に祀られています。
悪運を断(辰)ち開運を招く龍神と、あらゆる願いを叶えてくれるとされる観音様の力が絶大な守護開運力があると明記されています。
手水舎
勢いのある龍の回りにはかわいいヒヨコ達が敷き詰められてました。
龍神池
秩父の霊山・武甲山からの伏流、
龍神の仮の姿である「霊泉」の湧き出る場所として水神が祀られています。
龍神木
樹齢1000年の欅(けやき)の木です。
八大龍王(龍神)が祀られています。
木の祠上部に、御朱印で記載してある文字が浮かび上がって見えるそうです。
県指定の天然記念物で、龍神木の上には大きな洞があり、そこに龍が住んでいると言い伝えられ「龍神木」と呼ばれていますが、別名「千年欅」ともよばれています。
根本にハート型のウロがあるらしいのですが旗でよく見えませんでした。
武甲山という霊山があり、龍神木に洞があり、龍神池の湧き水があります。この三つがそろっているため役行者は八大龍王をここに祀ったとされています。
茅の輪
本殿前に、大きな茅の輪があったので茅の輪くぐり後お参りしてきました。
横にもペット用の茅の輪が小さめに造ってありました。
鳥居・社殿・狛犬
朱色の社殿。すぐ横左手には社務所があり御朱印を頂きました。
清龍の滝でお水取りが出来るようで、御神水持ち帰り用のミニボトルもありました。ここで水みくじも出来るようです。
清龍の滝
武甲山伏流水が流れる滝があった場所です。
お清めの霊水として、紙幣のお清めや銭洗い、水占い・お水取りの場所としても知られています。
偲石
明治天皇崩御の際、全国から偲歌をつのり巨石を奉納されたとのことです。
細石(さざれいし)
武甲山山麓にて発見された多大の年月をかけて地下の小石(細石)が次第に大きくなり地上に顕れたものです。
境内社
役尊神祠
修験道の開祖、今宮坊の開基である「役小角大神」(役尊神)を祀る祠で、「行者堂」ともよばれています。
弁天社
龍神池のすぐそばにある社。
市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)を祀る「厳島社」(いつくしましゃ)と呼ばれていたが、平成12年11月11日、日本三大弁財天として知られる江島神社から改めて弁財天の御分霊を勧請し、新たな神祠を建立して合祀されました。
稲荷社
明和7年(1770年)に今の境内に稲荷新社が建立。
後に伏見稲荷大社より「正一位稲荷大明神」を勧請し、「御食津神」と合わせ境内摂社にて祀っていましたが合祀されました。
今宮天満宮
学問の神様・菅原道真公が祀られています。
神使の牛「撫で牛」の像もあります。
牛の頭を撫でると頭が良くなり、あるいは悪いところを撫でると病気が治るといわれています。
御朱印
御朱印料は500円です。
直書きで頂きました。
何種類かあったのですが、「今宮神社」「八大龍王宮」の御朱印を頂きました。
一粒万倍日には、文字が金色の限定御朱印もあるようです。
御祭神
伊邪那岐・伊邪那美大神(いざなぎ・いざなみのおおかみ)
須佐之男大神(すさのおのおおかみ)
八大龍王神(はちだいりゅうおうしん)
宮中八神(大宮売神・神御産霊神・高御産霊神・生産霊神・足産霊神・事代主神・御食津神・魂積産霊神)
役尊神(えんのそんしん 役行者=神変大菩薩)
聖観音神(しょうかんのんしん)
宇迦之御霊神(稲荷神)
大国主命(おおくにぬしのみこと)
厳島姫(いつくしまひめ)
稚霊日神(わくむすびのかみ)
栲幡千々姫(たくはたちぢひめ)
菅原道真公(天神)ほか
御神徳
金運、商売繁盛、開運招福、厄除け・開運招福、立身出世、国土安泰など
アクセス
埼玉県秩父市中町16-10