加賀国一之宮で全国三千社ある白山神社の総本社で、「しらやまさん」と呼ばれ親しまれている神社です。
重穴なので特にパワーが強いとされている場所ですね。
表参道は目印の看板がある道路から歩いて5分程で鳥居まで行けます。
参道途中には駐車場とカフェの店があります。
白山信仰のはじまりは西暦717年に越前の僧の泰澄が初めて白山に登拝し、山頂に奥宮を設けたことにより全国に広まったと言われています。源頼朝や加賀藩主前田家からも庇護を受け、現在の本殿も1770年に10代藩主前田重教が寄贈しています。昭和天皇や多くの皇族も参拝されているお社です。
御祭神の菊理媛の「くくり」は「括る」にもつながり、現在は「和合の神」「縁結びの神」としても有名です。
しかし、その人の開運に必要とあらば今までの縁もキッパリ切ってしまうという結構厳しい神様なんだそうです。おみくじも結構辛口なんだとか…。
一の鳥居
杉林等に囲まれた山頂麓の鳥居です。
途中の琵琶滝
手水舎
コロナ対策で柄杓はなく、上には明治天皇の句が飾られています。
二の鳥居
三の鳥居
階段を登りきった場所の鳥居です。
神門
神門を入って右手に神馬舎があります。
白山比咩大神を乗せて白山に登拝するといわれる神馬の姿だそうです。
大ケヤキ
境内神門前にあります。胸高周り約5m、樹高25m、推定樹齢は1000年と伝わっています。(白山市指定天然記念物)
弊拝殿
拝殿は、人が神様に対して拝礼する場所です。拝殿と幣殿は一体化しており、内部は総檜造りで、本殿とは30段の木階登廊で結ばれています。
遊神殿
平成20年(2008)に御鎮座二千百年を迎えたことを記念して、平成19年に新築されました。
参拝者の受付、控室、休憩所として利用されています。
盤持石
あか石・おまもり石・あお石
授与所
授与所の前にある御神木
昭和58年(1983)の5月21日に石川県で開催された「第30回全国植樹祭」において、昭和天皇が境内の杉の種をお手まきされました。この杉は、その時の苗木を御神木として植樹したものです。
その隣には、湧き水を飲むことができる場所がありました。
芭蕉句碑
元禄2年(1689)に、奥の細道の途次の松尾芭蕉が、白山の姿に感銘を受けて詠んだ句が刻まれています。『風かをる 越(こ)しの白嶺(しらね)を 国の華 翁』
白山奥宮遥拝所
離れたところから白山山頂の奥宮を拝む遥拝所。神門をくぐった右側にあり、大汝峰、御前峰、別山の「白山三山」の形をした大岩が祀られています。毎月1日と15日の月次祭(つきなみさい)では、神職による遥拝が行われています。
鳥居の前に大きな木と井戸があったような場所の配置も気になります。
実際の白山山頂にある奥宮へは、石川県白山市白峰から別当出合登山口まで行き、そこから登るルートが一般的です。標高2450mの室堂には、奥宮登拝の拠点となる白山比咩神社の祈祷殿(きとうでん)や、一般登山者のための宿泊施設があります。室堂から約40分の御前峰(ごぜんがみね)山頂付近に鎮まる奥宮は、養老2年(718)に創建。現在の一間社流造り、檜造りの社殿は、昭和63年(1988)に建立されたものです。
奥宮まで行こうと思うと最低4時間~5時間以上はかかるため宿泊利用したほうがいいかと思われます。
白山奥宮限定の御朱印が頂ける期間は、開山日7月~から閉山日8月いっぱいまでです。
※コロナ禍の影響でさらに日を限定しているので公式サイトで確認が必要になります。
白山霊水
延命長寿の霊水として名高い白山水系の伏流水。
北参道手水舎横に湧き出ており、遠方から水を汲みに来られます。
蛇口4つ、100m地下から汲み上げた生水のため、沸かして飲むことと書いてあります。
白光苑
裏手側にある神社庭園です。
ここから先は神域につき立入禁止となっています。
裏手側の鳥居です。鳥居前は大型駐車場が広がっています。
御朱印
直書き300円でした。
御祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)の三柱。
御神徳
五穀豊穣・大漁満足・開運招福・家内安全・良縁成就・交通安全・生業繁栄・学業成就・身体健全・夫婦円満・福徳長寿・家運長久・子孫繁栄・神人和楽
アクセス
〒920-2114
本宮 石川県白山市三宮町ニ105-1
奥宮 石川県白山市白峰白山嶺上(白山国立公園)
コメント
Lindas paisagens,
https://pflkwy.wordpress.com/