出雲大社埼玉分院
朝霞駅南口から徒歩約5分。埼玉県朝霞市本町に鎮座する街中にある小さな社の神社です。
元々は、荒船神社として創建されたのが始まりです。
荒船神社は1100年前の嘉永元年に八幡太郎源義家の子孫が保元の乱に敗れ、 渡邉家の始祖となり、関西宝塚より所持してきた守護神・清三宝荒神(きよしさんぽうこうじん)を、朝霞市台鄉戸590番地の荒神山に祀ったことに始まるそうです。
そして昭和48年4月吉日、御神示により当地に先祖から伝わる守護神を御祭神として鎮守・荒船神社に遷座し現在に至ります。
創建者である渡邉清が昭和19年2月6日早朝、 奈良県生駒山を登拝の折、山頂に於いて「だいこくさま」の御神示を頂き、出雲大社に導かれ、昭和54年5月に出雲大社に参籠し、大国主大神との神縁に結ばれ、昭和58年2月に出雲大社荒船構社より宗教法人出雲大社朝霞教に昇格し、埼玉県内唯一の出雲大社として布教に努め、いよいよ令和2年元日、新社殿が完成し、出雲大社埼玉分院への昇格を出雲大社教教務本庁より承認され現在に至ります。
みがわり大黒主大神
道路から境内に入るとおみくじ・絵馬掛所があります。
鳥居前には出雲大社の祭神である大国主命の像「みがわり大黒主大神」が鎮座されています。
体の悪いところを撫でると病気や怪我を和らげてくれるそうです。
鳥居・社殿・狛犬
境内・社殿全体は真新しく近代的なデザインも取り入れた感じになっています。
令和2年元日、新社殿が完成し、出雲大社埼玉分院への昇格を出雲大社教教務本庁より承認され現在に至ります。
社殿には出雲大社を象徴する大しめ縄が飾られてます。
出雲大社での参拝方法は、「二礼四拍手一礼」となり、注意書きもありました。
手水舎
柄杓はなく両端の竹から水がでています。
社務所
受付時間: 09:00-17:00
新しい社屋で、外にはおみくじや古札所もおいてあります。
お守りや御朱印は社務所内で授与されます。
島根県の出雲大社に行かなくても縁むすびのお守りもここで授与出来るのは嬉しいですね。
お守りや御札などたくさんの種類がおいてありました。大国主命の木彫り像も売っています。
御朱印
御朱印は季節によって変わり3種。 赤口の日限定の御朱印もあって、手書きの御朱印も頂けます。
御朱印料は1種に付き1000円でした。
今回頂いた御朱印は、荒船神社と出雲大社埼玉分院の直書き御朱印です。
御朱印と一緒に「みこげ生姜糖」も頂けました。
島根県出雲特産の出西生姜が入っているお菓子です。
御神木 梛の木
境内には、御神木の梛の木も植えられています。
梛の木は、古くから、葉が厚く丈夫で裂けることがないことから、えんむすびのお守りとして信仰されてきました。
また、「梛」の言葉には「凪ぐ(風がやんで波が静かになる。)」や「和ぐ(気持ちが穏やかになる。なごむ。)の意味があります。
出雲大社埼玉分院では、日々の喧騒を離れ、落ち着いた境内の中で、皆様の心が和ぎ、また大きなご縁が結ばれますようにと願いを込め、御神木として植えられております。
境内社
住宅街の中ではありますが、駐車場スペースも広く、第一・第二駐車場があります。
うっかり見逃しそうですが、本社殿裏手から少し歩いた第二駐車場の奥には猿田彦大神、満蒙護国神社が鎮座しています。
猿田彦大神
猿田彦大神は、導き(みちひらき)の神様です。良い方向に導いてくれるご利益があるそうです。
手前右手の石碑に猿田彦大神の名が掘られています。
満蒙護国神社
御神祭
荒船神社 三宝荒神
出雲大社 大黒主大神
祖霊社 幽冥大神
御神徳
荒船神社 商売繁盛、火災除け
出雲大社 縁結び、家内安全、厄除、病気平癒、学業成就
祖霊社 幽世(あの世)を治めている神様
アクセス
〒351-0011
埼玉県朝霞市本町2丁目20-18
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